ルカによる福音書5章27~32節・6章12~16節
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(ルカによる福音書5章27~32節・6章12~16節)
5:27 そののち、イエスが出て行かれると、レビという名の取税人が収税所にすわっているのを見て、「わたしに従ってきなさい」と言われた。5:28 すると、彼はいっさいを捨てて立ちあがり、イエスに従ってきた。5:29 それから、レビは自分の家で、イエスのために盛大な宴会を催したが、取税人やそのほか大ぜいの人々が、共に食卓に着いていた。5:30 ところが、パリサイ人やその律法学者たちが、イエスの弟子たちに対してつぶやいて言った、「どうしてあなたがたは、取税人や罪人などと飲食を共にするのか」。5:31 イエスは答えて言われた、「健康な人には医者はいらない。いるのは病人である。5:32 わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」。
6:12 このころ、イエスは祈るために山へ行き、夜を徹して神に祈られた。6:13 夜が明けると、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び出し、これに使徒という名をお与えになった。6:14 すなわち、ペテロとも呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、6:15 マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと、熱心党と呼ばれたシモン、6:16 ヤコブの子ユダ、それからイスカリオテのユダ。このユダが裏切者となったのである。