この地上における私たちの時間、エネルギー、知性、機会、人間関係、そして財産などはすべて、神から大切に管理するように任されている賜物です。私たちは、これらを管理する立場にあるわけです。この管理という概念は、神がいっさいのものの所有者であられるという認識に基づいています。聖書によれば、「世界とその中にあるすべてのものは主のものである。地球とその中に住むものはすべて主のものである」のです。
この地上にいるわずかの間、私たちが本当の意味で所有しているものなど何一つありません。すべてのものは、私たちがこの地上にいる間、神が一時的に貸してくださっているにすぎません。あなたが生まれる前は神のものでしたし、あなたが死んだ後はまた誰かに貸し出されるのです。ただしばらくの間、持たせていただいているというだけなのです。
「人生を導く5つの目的」リック・ワーレン著より抜粋
人生は預かりものです。私たちが、この地上で生きていくために必要なものを貸し出してくださっているのです。それは、ある人が旅に出るとき、しもべに財産を預けておくようなものです。ある者には5タラント、ある者には2タラント、ある者には1タラントを預けました。それをどのように管理するかを試すようなものです。
私たちは、神さまから預かった人生を、その人生の管理者として、神さまのために有効活用することが求められています。ノルマはありません。ただこれは神さまからの預かり物だという意識があるかないかが重要なのです。もし、自分の人生は自分のもので、自分で働いて、自分が儲けて、自分のために使って何が悪いというならば、それは神から与えられたものを地の中に隠しているような人生だということが言えるでしょう。
私たちが、この地上での人生が終わったときに、清算する時があると聖書は教えます。神に投資する人生は絶対ハズレがありません。神さまから預かった「わたし」を大切に使いましょう!