コリント人への第一の手紙3章1~9・20~23節
(コリント人への第一の手紙3章1~9・20~23節)
3:1 兄弟たちよ。わたしはあなたがたには、霊の人に対するように話すことができず、むしろ、肉に属する者、すなわち、キリストにある幼な子に話すように話した。3:2 あなたがたに乳を飲ませて、堅い食物は与えなかった。食べる力が、まだあなたがたになかったからである。今になってもその力がない。3:3 あなたがたはまだ、肉の人だからである。あなたがたの間に、ねたみや争いがあるのは、あなたがたが肉の人であって、普通の人間のように歩いているためではないか。3:4 すなわち、ある人は「わたしはパウロに」と言い、ほかの人は「わたしはアポロに」と言っているようでは、あなたがたは普通の人間ではないか。3:5 アポロは、いったい、何者か。また、パウロは何者か。あなたがたを信仰に導いた人にすぎない。しかもそれぞれ、主から与えられた分に応じて仕えているのである。3:6 わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。3:7 だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。3:8 植える者と水をそそぐ者とは一つであって、それぞれその働きに応じて報酬を得るであろう。3:9 わたしたちは神の同労者である。あなたがたは神の畑であり、神の建物である。
3:20 更にまた、「主は、知者たちの論議のむなしいことをご存じである」と書いてある。3:21 だから、だれも人間を誇ってはいけない。すべては、あなたがたのものなのである。3:22 パウロも、アポロも、ケパも、世界も、生も、死も、現在のものも、将来のものも、ことごとく、あなたがたのものである。3:23 そして、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものである。