私たちの人生には、さまざまな荒波やハプニングが起こり、毎日を平穏に過ごすことは大変難しいというのが実感です。心乱されずに、コツコツと自分のするべき使命を全うしていくためには、どうしても「神がここにも共におられる!」という信仰がなければできないことだと思います。マザー・テレサの「あなたの中の最善なものを」という詩です。
人は不条理 非論理 利己的です
気にすることなく人を愛しなさい
あなたが善を行なうと 利己的な目的でそれをしたと人は言うでしょう
気にすることなく善を行ないなさい
目的を達成しようとすると じゃま立てする人に出会うでしょう
気にすることなくやり遂げなさい
善い行いをしても おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなくしつづけなさい
あなたの正直さと誠実さがあなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で誠実でありつづけなさい
あなたの作りあげたものが壊されるでしょう
気にすることなく作りつづけなさい
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく助けつづけなさい
あなたの最善のものを世に与えなさい けり返されるかもしれません
でも気にすることなく最善のものを与えつづけなさい
この詩のような生き方を完璧にこなされたのはイエス・キリストさまです。不条理、非論理、利己的な人間に対し、また様々な邪魔や批判をされ、信頼していた弟子たちにも裏切られ、十字架につけられましたが、気にすることなく私たちに一方的に愛を注ぎ、最善を与え続けてくださいました。今日もコンスタントに変わらなく導いてくださっています。