ハワイでは、休日にビーチへ行って、そこでバーベQをする人たちが多いそうですが、ある日、タロー先生家族が、友人、親戚を呼んで、ビーチでバーベキューをしました。沢山の食べきれないほどの肉を準備しました。火を起こして、沢山のチキンを焼いていると、良い香りがしてきました。もうみんなお腹がすいて、早く食べたい気持ちでしたが、焼いている間、我慢して待っていたのです。しかし、チキンが次々に焼き上がって皿に盛られ始めたころに、向こうの方から、路上生活をしている汚いかっこをした人が歩いてきました。タロー先生は、それに気付いて、「こちらに来るな! 来ないように!」と内心念じていたそうです。しかし、その男の人は、良い香りにつられるようにしてやってきました。タロー先生は、「こんな男に分けてやるものか」と思って見て見ないふりをしていたそうです。ところが、兄弟がその男性を見つけて、プレートに焼き上がったばかりのチキンや肉を山盛り載せて与えているではありませんか・・・タロー先生は、「どうしてそんなことをするんだ!」と内心思って、怒りにも近い感情があったのですが、ふと、心の奥から、神様の囁きが聞こえてきました。「先週、レストランでランチを食べた分は、誰が払ったか?」あの日のランチのことを回想しました。先生家族は、レストランでランチを食べていました。食べ終わって、会計をしようとしたところ、「もう支払われています」とウェイターに言われました。それは、あるクリスチャンがそこに来ていて、タロー先生を見かけて、家族分の全部のランチ代を支払って、レストランを後にしていたそうです。その時に、タロー先生は感動して、ありがたいな~ 感謝だな~と思っていたのですが、そのことを回想しているうちに、今、有り余る肉を、その貧しい男性にあげることができない自分の醜さが示されたそうです。自分は神様から与えられているのに、どうして自分は与えることができないのか? 自分の姿に恥じ入り情けなくて涙が出てきたそうです。
今日は洗礼式! 何もわからなくても、イエスさまが、私たちの罪の支払いを、すでに済ませてくださったことを信じるだけで、大丈夫です!