私たち夫婦の其々の両親は、関西(丹波地方近接の三田市)と名古屋に在住しておりますが、毎週の孫電話と毎月の孫写真&御言葉手紙での「孫孫伝道」を8年来続けてきました。その様な中、本日早朝に3日間の関西帰省の全日程を終え、いよいよ東京に向け実家を去ろうと最後の祈りに導かれた時、「今、私の愛するあなたの母親に大胆に私の福音を伝え信仰告白に導きなさい。恐れてはならない!」と主から迫りを受けたのです。私は挑むような思いで、母にリビングの椅子に座ってもらい、その足元に膝まずき母の両手をしっかり握って、心からイエス様のお話を涙ながらに、しかしハッキリと伝えることができました。愛する母に「お母さん、今まで育てて下さり有難う、感謝しています。 僕の若い頃、多くの放蕩を尽くし、お母さんに本当に悲しませた事を赦して下さいね。お母さんが何時も僕を愛し励ましてくれていた事知っていましたよ。今僕はイエス様を信じて、素晴らしい妻と子供達と共に祝福と希望の人生に生かされています。永遠の命も頂きました。僕たち夫婦と子供たちはお母さんと天国で再会したいといつも東京で祈っているのですよ。どうかこの愚かな放蕩息子の最後の我が儘、いいえ遺言を聞いて下さい。どうかイエス様を信じて天国に行って下さい!永遠の命を受け取ってください!」と懇願すると、母は「わかったよ、わかったよ。お前を変えて下さったイエス様を信じるよ。でも今言われなくても、変わったお前やイエス様に仕えるお嫁さん、又イエス様大好きな可愛い孫たちを見ているだけで心の中では、私はもうイエス様を信じていたよ。わざわざ言わなかっただけや!」と返答してくれたのです。イエス様は祈りに答え、私が何度も母の伝道を諦めかけていた時でさえ、私の不信仰を哀れまれつつ主は決して諦めることなく母の心を導いて下さっておられたのだと改めて気付かせられ、大きな喜びと励ましを頂きました。そして私の信仰も又新たにされ感動のひと時となりました。(原田恵巳氏の文抜粋)
放蕩息子の変えられた様子を見ただけで、神さまの存在を信じた・・・言葉以上に、その人の生き様が一番の証となるのですね。栄光在主!