大和カルバリーチャペルに、極度のウツと対人恐怖で、人と接することができないので、礼拝にも出ることができなくなってしまった一人の青年がいました。調子が良いときに、勇気をふりしぼり、いくつかある礼拝の中でも、一番人数の少ない火曜礼拝という昼間に行なっている集会に来られるようになりました。当時、副牧師であった私は、この方と関わっていましたが、このような嬉しいメールをくださいました。

 「『人生で最もつらかった時期はいつですか。その時経験した神の恵みは何ですか?』と、リビングライフに質問が書いてあって、真っ先に、クリスチャンなのに、神様のことがわからなくなって、苦しくさまよっていたあの時のことが思い浮かびました。でも、その時経験した神の恵みは、火曜礼拝と先生との交わりだったなぁって、今でも思い出します。お正月の終わり頃、小崎先生と倉知先生が、外が暗くなるまで時間を費やして、お話ししてくれたこと。本当に、信仰とは全く関係ない、日常の話でした(笑)。でも、私はあの時、教会の誰とも話すこともせず、家でも会話せず、仕事もしてなかったから、本当に誰とも話さずに生活していました。頭の中だけを、苦しい思いが回っていました。『 あー、こんな私のために貴重な時間をさいてくださる人がいるんだ。』薄暗くなった帰り道を、感動しながら帰ったのを今でも覚えています。 あの時から、神様に捨てられてしまったんだと思っていた私の心に、少しずつ、少しずつ、神様の御言葉が入ってくるようになったのです。それから少しずつ、お話しすることも、笑うことも、眠ることもできるようになっていきました。神様は、たった一人の私のこと、諦めないでいてくださったのです。昨日は、前から2列目で、第二、第三礼拝に出て、おひるごはんもシャローム館で食べることができました!」 (中略)

 先日礼拝前に、私たちの教会で洗礼を受けて実家のある九州へ転居された方から「今日は、なんとあの父が受洗します!」という驚きメールが入りました。お父様は大阪に来られた時に、一度だけ礼拝に出られましたが、祈りを通して聖霊さまが届いて下さっていたのです。栄光在主!