アルバート・アインシュタインは4歳になるまで言葉を話しませんでしたし、本を読み始めたのも7歳になってからでした。彼の担任教師の一人は、彼のことを「知的障害で、人付き合いを好まず、愚かな夢を追って途方に暮れてしまっている」と決めつけていたそうです。
まだトーマス・エジソンが少年であったころ、何人かの教師は彼について「彼はあまりにもバカで、何も学ぶことができない」と批評していました。
ウィンストン・チャーチルは、6年生の時に落第して、挫折と敗北を生涯の中で繰り返し、シニアシチズン(65歳以上)になって、ついて英国の首相になりました。
何度も倒産を重ねた末、やっと勤めた地元の新聞社の編集長から「お前はアイデア不足だ」と言われクビにされた男の名はウォルト・ディズニーでした。
世の中のあなたに対する評価は、神さまのあなたに対する評価ではないことを知らなければなりません。たとえ自分の過去や生い立ちのゆえに成功できないと思っている人や、自分の現実の姿を見て、全く希望を持てないでいる人がいたとしても、神さまはあなたの傷を無駄にはなさいません。逆にあなたの小ささに価値を見いだし、あなたという存在を用いられるのです。天国での驚きはこれです。「え? こんな私が、この世界の歴史の一旦を担わしてくださっていたのですか?! どうしてこの私が?」私たちには到底理解できない神さまの恵みがそこにあります。この地上の生活は、仮の宿であり天国で快適に過ごすための予備校のようなもので、イエスさまに迎え入れられるときが本番スタートです。私たちの本番が始まるまで、この地上での生涯、神さまのために全力で駆け抜けていきたいと願います。
「あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」。(ヨハネ16章33節)