シェークスピアは、「人生は芝居なのだ。舞台の上で王様をしたから良い役者ではないし、舞台の上で乞食をしたから悪い役者ではない。大切なのは王様を王様らしく演じたか、乞食を乞食らしく精一杯演じたか。」と話しました。
私たちはそれぞれ国籍が違います。能力や体力、学力にも差があるでしょう。与えられている環境や仕事、家族、立場はそれぞれ違います。ある人は贅沢な暮らしをすることができるかもしれません。ある人は質素な生活を一生強いられることもあるでしょう。しかし一生の終わりに神さまから問われるのは、あなたが何をして成功したかではなく、神さまから与えられた役柄を、人生という舞台の上で、どれだけそれをフル活用して生きたかということなのです。もし、私たちに関わる全てが、神さまから私にだけに特別に与えられた預かり物だと考えることができれば、優越感や劣等感はなくなるでしょう。他者と比べる必要もなくなるのです。
マザー・テレサの言葉にそのような人生を送ることができるヒントを見い出すことができます。
「イエス様のご命令でなければ、今していることはできません。私は何の手柄もたてていません。私が今までしてきたことは神のご意志です。私は神の手に握られた小さな鉛筆です。お書きになるのは神なのです。」
自分が願っている方向へ物事が進んでいない時にも、「神さまは急いでいらっしゃらないようですから・・・」
経済的な問題と直面したときには、「お金なら大丈夫です。神のご意志なら集まります。集まらなかったら、主がお望みでなかったということです。」
私たちが悩むとき、これらの言葉を思い巡らせて、神さま主体の生き方をしたら楽になりますよ!(体験談)