心のオアシス 2019年4月14日

 1860年代、米国シカゴにホレーショウ・スパフォードというクリスチャンの実業家がいました。彼の事業は大きな成功を収め、愛する妻、息子、4人の娘たちと幸せな家庭を築いていました。通っている教会においても大きな貢献をしていました。
 1871年。そんな幸せに満ちた彼の家庭に悲劇が訪れました。シカゴの大火事によって息子を失い、彼の事業にも大きな損害を受けました。しかしそんな状況に追いやられたにもかかわらず、彼と妻は大火によって被害を受けた人々のために財と時間を費やし捧げ、多くの人々に助けと励ましを与えました。
 ある時、彼と家族はヨーロッパで休暇を過ごすために汽船を予約しますが、スパフォードだけが仕事の関係でやむなく別の便でヨーロッパに向かうことになりました。先にヨーロッパに向かった彼の妻と娘たちを乗せた汽船は航海中に船と衝突し、彼の妻は救助されましたが、娘たちを全て失いました。
 スパフォードはその悲報を受けて妻の待つヨーロッパに向かい、航行中の汽船のデッキから娘たちを呑み込んだ海を深い悲しみの中、見つめました。そんな悲しみに打ちひしがれた彼の心は誰にも慰めることは出来ないはずでした。しかし大海原を見つめる彼の心を驚くほどの平安が包み込み始めたのです。「愛する娘たちとは再び天国で必ず会える!」その慰めを直接神さまから与えられました。そしてその時に書き記した詩が、教会で愛される讃美歌となったのです。

 安けさは川のごとく 心 浸す時 
 悲しみは波のごとく わが胸 満たす時 
 全て 安し 御神 共にませば     (聖歌476番)

 人はその意のままに神が動くことを奇跡と呼びますが、本当の奇跡とは、神の意のままに人間が従うことをいうのです。

【メッセージ】2019年4月7日 「隠された奥義」

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創世記24章1~4・56~61節

4月の賛美

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心のオアシス 2019年4月7日

 チェリストのチャン・ハンナさんは、1994年、11歳の時にロストボービッチ・チェロコンクールで優勝したことで、世界の舞台に彗星のごとく登場しました。彼女の家庭は敬虔なクリスチャンで、家族全員で就寝前に聖書を読んで、恵みを分かち合い、祈りました。そのような環境で、信仰を持って育ったチャン・ハンナさんは、沢山の人たちと出会い、世界的なチェリストとなって、影響力を及ぼす存在になりました。
 彼女はこう告白しています。「私を助けてくださる方々と出会えたのは、神さまのお導きとしか言いようがありません。決して、私ひとりだけでここまで来られたのではありません。神さまはいつも、時にかなって必要なものを満たしてくださいました。これまで悔しい思いをしたり、途方に暮れるような状況にも何度も遭遇しましたが、そのすべてのことが私を成長させるための父なる神さまのご計画の中でなされたことでした。神さまは生きておられ、すべてのことを導き、私の人生に誰よりも深く関与されていると感じます。」
 多くの人は問題に直面すると、この世で解決方法を探し、頼りになる人を探そうと必死になります。この世において人脈は大切です。しかし神脈なしの人脈は、手抜き工事と同じです。それはいつか崩れます。創世記に書かれているサラが、夫アブラハムに女奴隷のハガルを与えて、子を得ようとしたことが、後々大きな問題へと発展していったことが、その例です。神抜きの計画は、永続はしないことを歴史が語っています。人脈やすべてことを動かし、私たちの人生を先立って進み、導いてくださる神さまに出会うことを最優先にすると驚くばかりの恵みが流れてくるものです。
 私の教会開拓の特に最初の1年間は、神さまが不思議な形で、今の教会の土台となる人脈を備えてくださいました。私からアプローチしたわけではなく、主の御心に委ねていたら、神さまが出会わせてくださったという表現が一番合っていると思います。私たちが絶対に必要なコネクションは、イエス・キリストです。このお方は天と地を結ぶ架け橋です。

【メッセージ】2019年3月31日 「信仰の完成」

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創世記22章1~13節